北朝鮮の「工作船」 The Military Operation Boat of North Korea.
Japanese Only.
平成13年12月22日に九州南西海域において銃撃戦の末に撃沈した北朝鮮の工作船が引き上げ
られ、平成15年5月末に東京はお台場の船の科学館で展示されています。この船は工作船等と言
った生易しいものではなく、高速性能に優れたV字形船底、2つのエンジン、14.5mm対空砲、
RPG−7ロケット弾、地対空ミサイル、機関銃、小銃で武装し、更には上陸用舟艇、水中スクー
ターを装備し、小型軍艦と言っても過言ではありません。また、船内にはレーダー、無線機、GP
S、ポケットコンピューター、携帯電話、缶詰等々数多くの日本製品が使われており、改めて日本
からの物資流出とその不正使用に震撼した次第です。
上陸用舟艇を収容するハッチ。
激しい銃撃戦の跡。
14.5ミリ対空機関砲。
速力50ノットを誇る上陸用舟艇。
V字形船底。弾痕が見える。
破壊の跡も生々しいデッキ部分。
操舵室付近。
船内にあった金日成バッチ。
食料、腕時計、タバコ、スイッチ類。
無線機、GPS等は日本製。
日本の暴力団関係者との連絡に使った携帯電話。
RPG−7ロケットランチャー。
地対空ミサイル兵器。
各種小銃、機関銃。
水中スクーターと関係装備。
戻る BACK