新都心「ゆりかもめ」 New Transportation System Yurikamome
Japanese Only.
去る平成12年6月14日、東京ビッグサイトに行くのに新都心「ゆりかもめ」に乗車した。
列車は大阪南港ニュートラムの様な6両編成の小型車だったが、常にポートピア博(81年)開
催当時のポートライナーの様な酷い混雑、ベンチの様な狭いオールクロスシート、しかも梅雨と
あって、車内は不快指数急上昇、正に監獄列車であった。
新橋駅
国際展示場正門−有明
長身のコンパニオン嬢の頭がつかえる狭い車内
〜日の出−お台場海浜公園間の大ループ〜
首都高速に沿ってレインボーブリッジにアプローチする。小型電車がなせる業。九州の
大畑線や湖西線新疋田に負けず劣らずの迫力である。
デックス東京ビーチ(お台場海浜公園)
フジテレビジョン局舎(台場、遠景)
ホテル日航東京(台場)
東京港トンネル入口(台場−船の科学館)
船の科学館と青函連絡船(JNR仕様)展示(船の科学館)
テレコムセンタービル(テレコムセンター)
パレットタウン(青海)
東京ビッグサイト(国際展示場正門)
有明コロシアム(有明)
有明テニスの森公園(有明)
ゆりかもめはハード的には臨海新都心エリアを走るのには最適なシステムであるが、居住性の悪
さは如何ともし難く、また沿線の施設もバブル経済の遺物と言え、東京都が提唱している臨海都
市を中核とした21世紀型生活には程遠いと言わざるを得ないだろう。石原慎太郎東京都知事の
一層の努力を切望する次第である。
後日談−開業当初は常に混雑していたゆりかもめは平成14年11月の汐留駅開業や新橋駅の完
成にもかかわらず、近年の平成デフレ不景気の影響で展示会来場客が減っているせいか、平日は
比較的乗り易くなっている様です。
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