大阪市交60系 Making of Osaka Subway Series 60
Japanese Only.
大阪市交通局60系。1971年の堺筋線(当時天神橋筋六丁目−動物園前)
開業に合わせ、当時としては珍しいアルミ電車で、前年の万国博をイメージし
た様な未来的な座席(今では窮屈とクレームがつきますが)等でローレル賞を
受賞。当時小学生だったワタクシはこの電車に乗るのが楽しみで、同じく同線
に投入され、本数では上回る阪急3300系を目の敵にしたものです。作例で
はGMの阪急通勤車キット付属の60系前面と同東急7000系キットの側板
や屋根等を利用し、冷房改造、8連化された3番編成を再現します。
ボディ組立
コルゲートや台枠を削る。
削り残しのない様にする。
屋根板は不要モールドを削る。
屋根・妻板接合面を平らにする。
屋根機器の位置合せ等を行う。
高さ不揃いはプラスリップで補正。
前面の加工例。
削り疵はパテ盛で修正。
塗装・仕上げ
灰3号塗装後、クーラーをマスク。
先頭車は前面赤を塗り、マスク。
銀塗装を行う。
適宜タッチアップを行う。
デカール貼り後クリア処理。
窓貼りを行う。
ライティング改造
光ファイバを駆使して導光。
シャーシを組み立てる。
車体側配線を行う。
安全のためLEDを基板にマウント。
ヘッドライト点灯。
テールライト点灯。
※製作仕様(上方が天下茶屋寄り)
形式・車番 床下機器 パンタ 動力 先頭方向
M1c 6003 J ○ 天下茶屋
M2p 6103 K
M1a 6203 J ○ 天下茶屋・撤去
M2e’ 6303 K ○
T’ 6603 L
T 6703 L 天下茶屋・撤去
M1 6403 J ○
M2ec 6503 K 高槻市・北千里
※主要パーツ GM
#407A 阪急通勤車キット(前面、Aクーラー)
#424 東急7000系キット(屋根、側板、妻板)
#80−3 PT43パンタグラフ
#570 阪急ミンデン18m動力
#528 阪急ミンデン台車
J、K、Lタイプ床下機器、屋上機器
他列車無線アンテナ、連結器等
銀河モデル N−038 ランボード
KATO 11−702 Nカプラー黒
11−707 Nカプラー灰(中間運転台車用)
※主要ケミカル GSIクレオス #81 あずき(前面赤)
GM #9 ねずみ1号(屋根機器)
#10 黒(フロント用)
#14 灰3号(クーラー)
#39 アルミシルバー(車体全般)
タミヤエナメル X−27 クリアレッド
GSIクレオス B512 サーフェサー1200
B514 スーパークリア艶消
マッハ模型 メタルプライマー(ランボード用)
タミヤ エポキシパテ
ボンド V7、他瞬着タイプ、通常プラ用、ゴム系
※電装パーツ 東芝セミコンダクター
ヘッドLED TLYE1008(橙)
テールLED TLSE1008(赤)
※その他 510オーム1/4W抵抗、光ファイバ、リード線、
真鍮線、ハンダ(電装用銀入)、プラ板、プラ棒、
両面テープ、アニメセルフィルム、銅箔テープ、アルミ箔、
ガラスエポキシ基板、カプラースプリング(余剰品)、
エバーグリーン・プラスリップ、タミヤマスキングテープ
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