GM台車集電化2 Electoronic remaking of GM trucks part 2
 Japanese Only.



分解図



以前真鍮線を使ったGM台車の集電方法をご紹介しましたが、床板やボルスタが金属だと適用できず
台車からリード線を引くため、メンテナンス性に課題を残します。そこで最低限のパーツでTOMI
Xに準じた集電方式をご紹介します。




 
 プラ板に銅箔テープを接着し、ボルスタに合せてトリミングして床板に接着し、スライダーとする。
 スライダーはお互いにリード線でつなぎ、更に穿孔を通し車内へのリード線を半田付けする。


 
 台車左右の枕張りに集電スプリング用の1.6mm径孔を穿孔し、1mm幅にトリミングした真鍮板
 (エッチング・ランナーで可能)を巻きつける。その際巻きつけた真鍮板が孔に掛からない用にする。
 ※この真鍮版がスプリングの下支えになります。


  
 車軸に0.3mm径真鍮線を巻き付け、両サイドから引き出し、左右の真鍮板のスプリングと反対側
 に半田付けする。絶縁車輪や金属ボルスタに真鍮線が触れない様曲げ加工を施す。半田付け終了後、
 この真鍮線の中ほどをカットし、車軸の転がりを確保する。
 ※作例では1車軸のみの集電としていますが、電流容量が足りない場合はもう1車軸にも同じ工作を
 して下さい。


  
 台車に集電スプリング(カプラースプリングで代用)をセットし、車体に実装する。接触が悪い場合
 はLOCO等の導通改善ケミカルを使用する。



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