テクスト 419系の大修理 Repairing of TEXT Series 419
Japanese Only.
このたび発売されたテクストの419系。発売予告から2年も待たされ、その間事実
上の予約破棄があったものの、M車の無い増結セット先行と言った変則的ながら、や
っと市場にお目見えする事になりました。ところが、内容は「ライトがまともに点灯
しない」「M車から異音がする」「中間先頭車のカプラーがアーノルドしかなく不細
工」「車体の高さが左右で違う」「デカイだけで開け閉めし難い外箱」等々悪評プン
プンの酷い粗悪品でした。ここでは、黒染車輪の塗装を剥がす事での通電性を改善、
車体歪みの修正、いつものカプラー交換と言った「修理」をご紹介します。
さてさて、本改造で勇躍運転会に挑んだのですが、脱線連発で敢え無く退散。更に修
正が必要になりました。(^o^)丿
※当WebSite記載事項に基づき修正されて生じた損害等については一切責任を
負いません。また、本稿について東京堂並びにテクストに一切問い合わせる事をせぬ
様お願いします。
集電不良対策
車輪を外す。台車プラが粗悪で変形しやすいので注意。
シンナーに漬け、黒染車輪の塗装を剥がす。
カプラー交換1・中間部分
余計な栓受けを切除するか、11-703を改造する。
カプラー交換時も台車枠の変形に注意する。
カプラー交換2・M車
外しただけで粗悪なプラ台車枠が変形。
形を補正し、左矢印の通りトリミングして再取付け。
異音はギア部への注油で回避できる。
カプラー交換3・先頭中間車
11−703を改造し、穿孔する。
更に連結器上部をトリミングする。
非食パン・クハの該当ボディを0.5ミリ削る。
歪み修正1・クモハのスカート修正
スノープローと干渉する部分を落とす。
歪み修正2・クハの左右歪み修正
全クハの非公式側が写真の様に不細工に浮き上がる。
粗悪シャーシと不良施工が歪みを悪化させた。
プラシャーシを削り、当たりを改善する。
金属板も十分に修正して歪みを取る。
見違える程引き締まった車体!
おまけ・クハ715のドレスアップ
ダミーカプラーを詰める。
カプラー部が引き締まり、格好良くなった。
おまけ番外編1・アリイの105系もドレスアップ!(^_^;)
このままでは運転台部分が実車と違い、不細工。
ライトケースを黒塗りする。
スタイリッシュになった前面!
おまけ番外編2・外箱の処分(^_^;)
中敷は解体して資源ゴミとしましょう。(^o^)
後日談 − 更なる修正の記録
運転会でマトモに走らず。
台車枠穴を広げる。
栓受や床板の一部を切除し、TNカプラーを装備。
ウンチプラ台車の不要部分をカット。
スノープローは切除しました。
テールライトの色差しをしました。
重心を下げる為ウエイトを入れました。
カプラー同士の高さを合わせました。
パクリ粗悪台車が割れたので、ボンドで補強しました。
モーター回転子がカバーに当たるので、当て逃げを入れました。
スカートパーツ等の工作精度が悪いので、修正しました。
中間先頭カプラーもボディマウント化しました。
見違える様な走りになりました。(^o^)丿
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