現実はプルダウン抵抗で解決するレベルの話ではありませんでした(泣)。
実際にはテスターの針がディップ(導通)するどころかピクリとも動きません。
これは転車台が回転しっ放し状態の時の値です。
カムスイッチは扇形車庫の番線に正対しているときに導通するのですが、そのために2つのスプリングが目一杯伸びてスイッチバーを2つの接触子に押し付けます。
カムスイッチ全体の機構が複雑で、スプリングもそれほど高性能なパーツとも言えないので、製品により不具合の出方が違うようです(Amazonでも動作不具合を指摘するレビューが多いです)。
今回はそのスプリング圧不足が原因であることが判明したので、増圧改造したスプリングを機構に挿入します。
テスターの針は正常にディップし、自動運転テストも完璧にパスしました。
さて、私が日頃使用している自動運転シミュレーターですが、経年劣化が進んでいます。
ブレッドボードとジャンパーピンの接触が悪くなり、アース電位が浮遊し、エラーを引き起こす様になりました。
そこで、電源・アースラインとSCA・SCLラインの配線を強化し、I2Cが確実に動作する様にしました。